今年の3月も、サクラビルの窓から雪を見た。

2004年の12月だった。
saramimibuncoにふらりと立ち寄ったときに、今回の写真展の開催を決めた。
どういう話からなんでそうなったかを憶えてないくらいに
するすると流れるように始まった。
ものすごくストレートに<キセキ>というタイトルにしたけれど、
やっぱりここにあるのは日常だ。毎日だ。そして、生活だ。
そして当然のことだけど、
日常はきれいごとばかりじゃないし、毎日は笑えないことも起こるし、生活は甘い話ばっかりじゃない。
だれど、わたしたちはあえてそれをキセキと呼び、
わたしたちはそっと日常の中にいつもと違う空気を運ぶ。
さりげなく、でも、確信に満ちて。
そんなことができるのは
「わたしたちはチカラをもっている。」からだ。
この言葉は、今回とてもわたしに勇気をくれた。ありがとう。
チカラをもっている、soramimi店主・明日香ちゃんと、うたう紙芝居のみなさんと
ひとつの時間を空間を記憶を創造できたことは
とてもうれしかった。
寒い3月を経て、同じように春を心待ちにして、
いろんなことは、これから花を咲かす。


展示の様子 ★
3/6 birthday party ★


yoko kurihara photo exhibition  キセキ
2005年3月5日(土)〜3月27日(日) 期間中、土・日・祝のみの展示です

*3月19日(土)はお休みさせていただきます。
vintage books soramimibunco

― あなたといると キセキがおこる あなたがいれば キセキになる ―

大阪・中崎町の古本屋 soramimibuncoさんが、3月6日に一周年を迎えます。
ちょうど一年前の3月6日、soramimiに初めて足を踏み入れた日から
その部屋の中で、たくさんのキセキがおこっているのを
その部屋を訪れる人たちが、たくさんのキセキを創りだすのを
目撃しました。奇跡なんて神様のプレゼントじゃなくて
起こる場所で起こす人の傍で、起こるべくして起こるし
奇跡なんて
実はそこかしこに溢れている
当たり前のように生まれては消えていくキセキを
soramimibuncoと出会ったあの日から
目撃しつづけました
そんな奇跡の軌跡をおもって、写真展を開催します。

 

sormimibunco birthday party
うたう紙芝居楽団 ライブ
3月6日(日)19:00〜  charge:1500yen(要予約)
〜うたう紙芝居楽団は、絵と音楽・朗読などで空間を彩る芝居ユニットです〜
仲谷夏木(絵) 長島祐輔(ギター・うた) 村瀬美記(お花) 西森千明(ピアノ・うた) 堀江亜希子(フルート)
soramimibunco1才のバースデイの夜、うたう紙芝居楽団のライブが行われます。
きっと、忘れられない素敵な夜になるでしょう。
みなさま、ぜひこちらにもお越しください。
(ご予約はsoramimibuncoまでメールでどうぞ)

 

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